施工経緯
いつもお世話になっているS社様から広告事業部のオフィス移転についてご相談をいただきました。広告事業を開始されてからは、駅前のレンタルオフィスを利用されておりました。この度、倉庫・駐車場付きの理想のテナントが見つかり、“理想のオフィス”完成に向けてお客様と打ち合わせを重ねました。
工事内容
建物内部すべて工事させてただきましたので2回に分けてご紹介します。
今回は以下4部分についてです。
【1.塗装】
【2.アルミパーティション】
【3.OAフロア・フロアシート】
【4.ガラス扉】
【1. 塗装】
お客様のお知り合い業者様をご紹介いただき、壁・天井・窓枠など全面塗装を行いました。クロスと塗装のどちらにするか悩みどころでしたが、塗装によってコンクリートのような質感の壁面となり、カフェのような落ち着いた空間となりました。
古めかしいサッシも木枠を塗装することで、高額な交換工事は不要となりました。
【2. アルミパーティション】
この度の内装工事の最大のポイントとなったブラックフレームのアルミパーティションです。圧迫感を無くすため、ドアは取り付けず、全面を透明ガラスにしました。(空調の関係で欄間はオープンにしています)ミーティングスペースに関しては、欄間のフレームは残したまま出入口部分を開口し、執務スペースとのメリハリをつけました。
【3. OAフロア・フロアシート】
アルミパーティションが完成したあと、執務室のスペースのみOAフロアを施工しました。OAフロアの仕上げにはタイルカーペットがよく使われますが、コンクリート調に仕上げたい!とのご要望で、今回は塩化ビニールのフロアタイルを使用しました。
500mmの正方形タイルを置き敷きしていく施工方法なので、レイアウトに応じて自由に配線を立ち上げることができます。
段差に関しては、滑り止めと金物を取り付けて綺麗に仕上げました。その他のエリアは、木目調の塩化ビニルシートを施工しました。
リアルな木目調は、ブラックフレームのパーティションと相性ピッタリです。ワックスフリーコーティングが施されているため、ワックスがけ不要で美観を保つことができます。
【4. ガラス扉】
元々は住宅のような茶色のドアがついておりました。ブラックフレームアルミパーティションとのコーディネートで、こちらの入口扉も黒フレームにしました。透明ガラスにすることで明かり取りの効果もあり、さらに明るい雰囲気となりました。その他の内装ドアは、交換ではなくダイノックシートを貼ることで印象が大きく変わりました。
お客様の感想、まとめ
お客様の中でイメージがある程度決まっていらっしゃったので、3Dでパースを作成したり、サンプルをお渡ししたり、よりイメージが湧くようにお手伝いをさせていただきました。ただ単に理想を形にするだけではなく、配線を露出させないように先行配線したり、照明の配置や通路の幅、空調効率や電気回路など細かい部分も“完成後のガッカリ”がないようにしっかりと設計をしました。次の記事では、お客様こだわりのエントランス・サイン看板についてご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
施工情報
業種 | 広告事業 |
平米数 | 約100㎡ |
施工期間 | 約1か月 |
施工箇所 | 建物内部 |
施工内容 | 塗装/軽鉄工事/アルミパーテーション工事/床工事/電気工事/弱電工事/ドア取替/エントランス/サイン看板 |