
今回のコラムでは、オフィス環境と人材の関係に着目!さらに、今から出来る「働きやすいデスクレイアウト」をご紹介します!
目次
1. オフィス環境と人材のカンケイ
2. 「定着率」を上げるには?
3. オフィス環境3つのポイント!
4. 今から出来る!働きやすさを手助けするデスクレイアウト
5. まとめ
1. オフィス環境と人材のカンケイ
環境改善の第一歩。「定着率」に目を向けましょう!
定着率とは、入社後に社員がどれだけ継続して働いているかを示す割合のこと。
基本的に年単位で計算され、新卒社員が入社する年度初めの4月を区切りとして算出することが多いです。
現在の在籍従業員数÷新卒社員入社時(去年の4月など)の従業員数×100=定着率(%)
定着率が高い=「社員が安定している」「快適な労働環境」として考えられています。
近年では企業の経営状態を表すバロメータとして、求職者が就職先を探す際にも重視されています。
2. 定着率を上げるには?
社員が会社を離れ、業務効率を下げるオフィスとなる一因に、こんな現状が……。
当てはまるところがないか、確認してみましょう。
□ 来客者に良い印象を与えるようなエントランスや応接がない。
□ Web会議などで使える防音性のある部屋がない。
□ 収納場所が少ない。
□ 通路スペースが狭く、動線が悪い。
□ 机や椅子、書庫が古い。サイズが合ってない。
□ 社内コミュニケーションが取りにくい。
□ 全体的に部屋が暗く、圧迫感がある。
□ 配線がむきだしで危ない。
□ 災害対策が出来ていない。
□ 社内のセキュリティが甘い。

定着率を上げるには…
長く一緒に働く事が出来るオフィスを実現するために、今注目されているのが「オフィス環境の改善」です!居心地の良いオフィス環境は、オフィスの価値を高め、従業員の定着率UPを促進する効果が期待できます。
また、業務効率を上げる施策の1つにもなり、生産性の向上を目指す事ができます。
3. オフィス環境3つのポイント!
多くの改善点を抱える場合でも、以下の3つのポイントを押さえて、定着率の高いオフィスに近づけましょう!

最適な動線を確保する
例えば…
・従業員数に対するフロアの最適な平米数を考える。
・通路スペースを確保する。
・書庫や複合機の位置を適切な場所に。
・災害時の避難通路も確保する。
働きやすいオフィスレイアウトは、ストレスのない職場を作るための重要なポイントです。

リフレッシュスペースを設ける
例えば…
・カフェやソファブースを設ける。
・暖色の照明で気分をリラックスさせる。
・目線の高さをかえられるオフィス家具を置く。
・内装にグリーンを取り入れる。
気分転換や社員同士で気軽にコミュニケーションを取れるスペースは重宝されます。新たなひらめきを生んだり、業務効率UPやメンタルヘルスケアにも効果的です。

安心・安全も考慮する
例えば…
・オフィスをOAフロアに変更する。
・配線収納スペース付きのオフィス家具を使う。
・無線化で配線を減らす。
・防災用品収納庫や耐震搭載のオフィス家具を揃える。
自然災害や火災はいつ起きるかわかりません。床の配線がむき出しの状態や、背の高い什器にぐらつきがないかを確認し、断線・転倒・配線火災が起こらないよう備えておきましょう
4. 今から出来る!働きやすさを手助けするデスクレイアウト!
社員間でのコミュニケーションが取りづらかったり、業務形態にそぐわないデスクレイアウトは働きにくさが生じ、業務効率の低下を招いたり、定着率を下げる要因となり得ます。
オフィスの大幅な改装や移転を今すぐに考えていなくても、快適なデスク配置で社員間の繋がりを深め、オフィス環境の改善を目指しましょう。
① 対向式
向かい合う配置のため、コミュニケーションが容易です。
注意点:対面視線が気になる場合、仕切りとなるパソコンやローパーテーションが必要です。

② 同向式(スクール式)
効率的な作業環境を提供し、一定の規律を保つために適しています。
注意点:コミュニケーションがとりにくく、オフィスではあまり採用されていません。

③ 交互式(ジグザグ型)
対面席をなくすことで隣席との距離を保ち、集中しやすい環境をつくれます。
注意点:ソロワークやWeb会議がしやすい反面、コミュニケーションが取りにくい傾向があります。

④ 背面式
視線が気にならず、個人の作業に集中することができます。コミュニケーションも取りやすく、メリハリある作業環境を提供する配置と言えます。
注意点:通路側からパソコンの画面が見えるのを防ぐ場合は、覗き見防止シートを貼るなどの対策が必要です。

⑤ 左右対向式
プライバシーが確保され、集中して作業することができます。
注意点:一人での作業が多い業種には適していますが、コミュニケーションが取りにくいデメリットがあります。また、配線処理がしにくい場合があります。

⑥ 卍式
目線が交差しないため、ある程度のプライバシーを確保しつつ、作業に集中できる配置です。
注意点:配置のために大きなスペースを確保する必要があります。

⑦ フリーアドレス式
柔軟性を重視した配置で、コミュニケーションが取りやすい環境が提供されます。また、オフィスコスト削減とスペースの有効活用ができます。
注意点:プライバシーの確保は難しく、個人の荷物管理はロッカーなどを準備する必要があります。

5. まとめ
オフィス環境の改善は、業務効率化や生産性の向上、従業員のストレス緩和や社員間コミュニケ―ションの活性化を図る上で重要です。


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