完了後の空調工事とビニールシート工事の画像

施工経緯

昨年、一昨年に続き、今年も工場内の空調設備工事とビニールシート施工のご相談をいただきました。
工場内にお取引先様が来られて打合せを行うこともあるため、作業場の空調効率を向上させる目的で、
前回工事した場所の隣に追加で施工しました。(工事の過去の記事はこちらから是非ご覧ください)

工事内容

【工事前】

前回の工事と同様にフレームはお客様にて設計・施工を行われるため、図面を共有しながら職人さんも同席で打ち合わせを重ねました。
特に既設の屋内階段やケーブルラック、配管などがある箇所をいかに隙間なく施工するかを重点的に打ち合わせを行いました。
工程は、①お客様にてフレーム施工→②空調設備工事→③ビニールシート工事の順に組みました。

【空調工事】

室内機は2台のパッケージエアコンを設置しました。
事前に、冷媒管・ドレン管それぞれの配管ルートの打ち合わせを行い、外から見た際に既設と新設のドレン管の高さが揃うよう調整しました。
室外機も既設のものをバランス良く並べ、冷媒管はガルバリウム鋼板を巻いて保護する「ガルバリウムラッキング工事」を行いました。
見た目が綺麗なのはもちろん、通常の配管カバーに比べて耐久性が高く、保温・断熱性能の維持、省エネ効果の向上が期待できます。
工場内には多くの設備や配管があり、苦戦しましたが、なんとか2日間で完了することができました。

設置完了後の空調設備の画像
工事が完了した空調設備です
工事完了後の配線の画像
施工前の室外機の画像
施工前の室外機
施工後の室外機の画像
ガルバリウムラッキング工事で配管が
綺麗になりました
施工後のドレン管の画像

【ビニールシート工事】

前回同様にシートの仕様は工業用糸入り・厚さ0.5mm(天井部分は0.3mm)・静電防炎仕様で施工いたしました。
今回は配置の関係上、出入口2か所にカーブのレールを取り付けました。(写真①)
カーブレール取り付け部分や階段部分の隙間を出来るだけ塞ぐため、固定できる箇所はフラットバーでフレームに固定し、細かい箇所は両面テープで一か所ずつ留めていきました。(写真②③)
さらに階段下は物の出し入れ可能な仕様にしました。(写真④)
こちらも2日間で無事完了いたしました。

カーブした出入口の画像
隙間を埋めた画像①
隙間を埋めた画像②
出し入れ可能な箇所の画像

お客様の感想、まとめ

夏の暑さや冬の寒さで作業環境にお困りではありませんか?
空調設備とビニールシートを設置することで場内の温度が安定し、作業が快適になります。
従業員の方の体調への負担も抑えられ、安全で働きやすい環境づくりに役立つ施工です。
ご興味のある方は、是非シン企画にお問い合わせください。

施工情報

業種製造業
平米数
施工期間・空調工事 2日間
・ビニールシート工事 2日間
施工箇所工場内
施工内容空調工事・ビニールカーテン工事